【失敗しない純米酒の選び方】冷蔵庫を備えた店で買う

酒屋の冷蔵庫

美味しい純米酒はどこで買いますか?

純米酒は、酒屋、スーパー、デパートなど、いろいろなお店で売られています。

しかし、買うお店を間違えると、美味しくない純米酒を手にしてしまうことがあります。

ここでは、純米酒を買うときに大切なお店選びについて解説します。

純米酒は冷蔵庫を備えた店で買う

純米酒は、冷蔵庫を備えているお店で買いましょう。

美味しい純米酒は、必ず冷蔵庫に入れて売っているからです。

純米酒は、添加物が一切含まれていないのでとても繊細で変化しやすい日本酒です。

特に、光と熱に弱いので、冷蔵庫で保管しないとすぐに味が悪くなってしまいます。

冷蔵庫に入っている純米酒

私がよく利用している酒屋さんの大型冷蔵庫です↓

冷蔵庫の中には、様々な種類の純米酒が入っています。

常温で置かれている普通酒

普通酒と呼ばれる日本酒は、常温のまま棚に置かれて売っています。

普通酒と呼ばれる日本酒には様々な添加物が含まれているので、常温の場所でも味があまり変わりません。もし、常温の場所に純米酒が置かれていたら味が劣化している可能性があります。

純米酒は、必ず冷蔵庫に入っているものを選びましょう。

保存状態の悪い純米酒の苦い想い出

2003年頃の記憶ですが、大手スーパーが経営しているリカーショップで3,500円ほどする有名な純米酒を買いました。

さっそく家に帰って飲んでみました。しかし、あまりにひどい味だったので、1杯を飲み切ることができませんでした。

どうしたものかと考えたのですが、買ったお店の店員さんに味をみてもらうことにしました。

店員さんは一口飲んだ後、「こんなものでしょう!」と言ったのです。信じられない気持ちでした。3,500円もする高価な純米酒が、本当にこんな味なのだろうか?

仕方がないので持って帰ろうとしたのですが、その店員さんは同じ銘柄の純米酒と交換してくれました。

さて、今度は美味しいかもしれないと期待したのですが、やはり同じ味だったので飲み進めることができませんでした。結局、その純米酒は料理酒になりました。

なぜ、こんなに悪い味だったのか、今ならわかります。

このリカーショップには冷蔵庫は無く、純米酒も普通酒と同じように常温で売られていました。私が買ったこの高価な純米酒は、おそらく長期間棚に置かれていたのでしょう。これでは、どんなに美味しい純米酒であっても味が悪くなってしまいます。

知識が無かった私は、こんなにひどい味の純米酒を手にしてしまったのです。

そのリカーショップは、今では冷蔵庫を備えています。ヨカッタ(^_^)v

まとめ

冷蔵庫を備えているお店では、お店の人が実際に飲んで美味しいと思った純米酒が並んでいます。街の小さな酒屋さんなら、たいてい冷蔵庫に入っているお酒の説明をしてくれます。このような酒屋さんなら、初心者であっても間違いなく美味しい純米酒を選べると思います。

しかし、大手スーパーや支店がたくさんある酒屋では、純米酒に詳しい店員さんがいないことがあります。そのような店では、数ある純米酒の中から自分の力で選ばなければなりません。そこで必要になるのが純米酒の知識です。

【純米酒の選び方】失敗しないための3視点+知っておきたい7知識 では、純米酒選びで失敗しないために必要な3つの視点、美味しい純米酒を選ぶために知っておきたい7つの知識をまとめているので、ぜひお読みください。

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